最近はヒップアップのエクササイズが流行っていますね。書籍やフィットネス・トレーナーでも話題のパーツです。
確かに鍛えられれば一番、ただジムに行く時間がない、もう少し楽にヒップアップしたいと考える人も多いでしょう。そこで今回のブログではなぜお尻は弛むのかという点から記載してみます。
現代の姿勢では椅子に座っていることが多くなりました。日本の和式から洋式になるとテーブル座位椅子なりますし、車や電車での移動時も座っていることが多いです。
そうすると圧や機械的な伸張が入り皮膚・筋肉が引っ張られてしまいます。引っ張られた分だけ伸びてしまい弛む原因になります。下の絵を見てみましょう。
姿勢は骨盤が後傾して背中が丸まっています。本来あるべきは中間位ですがその分座っている部位でお尻に圧がかかり筋肉が押しつぶされています。ぺったんこになるのはまずは圧が原因ですね。そして下の方にスライドしていきます。そうすると皮膚や筋肉が引っ張られて伸びて弛んでしまうわけです。
詳細な筋肉としては大臀筋が特に圧がかかりやすいです。ハムストリングが伸ばされてお尻と大腿部後面の境が分かららなくなり垂れるということになります。
イラストのように下腹部も力が入っておらず緩む状態です。腹筋や腸腰筋肉が弛む原因にもなりますね。お尻が引っ張られて、お腹が緩む状態です。腹式呼吸はしずらく胸式呼吸がメインとなりやすいですね、胸郭はお椀状に丸くなりラインが崩れていきます。影響は広がり曲がった状態で前側に丸くなります。
ヒップへの影響はさらにあります。坐骨神経が伸ばされて痺れになったりします。正座でなくとも痺れが出たりしますよね。神経も伸ばされている状態なのですね。
血管的にはお腹の方に大腿動脈がありますので、血流が悪く足がむくんだり、ストレスで太ったりします。リンパの流れも悪くなり不要なものも排出されにくさが出てきます。
腰椎は良い姿勢では前湾していますが、イラストのように後湾してしまいます。
腰痛へとつながるので長時間は避けるのが良いです。
これらのことが考えられるのですが、どうしてもデスクワークは避けられないという女性も多いでしょう。そこで対処方法を記載しておきますね。
・昇降式のデスクにすることで座位姿勢だけになることを防ぎます。しかし職場となると結構ハードルが高いですね。自宅でのデスクワークが多くなる人にはおすすめです。
・フィットネスやヨガで姿勢改善や筋肉のたるみ解消、血流の働きかけを行う。
ヒップラインの出現とぽっこりお腹の軽減を目指して少しづつ取り組むことです。
姿勢が筋肉の弛みやぽっこりお腹へとつながることが理解できたかと思います。
デスクワークや椅子に座っている状態は一見楽のように考えがちですが、日本人は畳の生活で正座や胡座での姿勢でした。そちらも膝や腰には負担がきますが、どちらもメリット、デメリットがあるために色々な姿勢で短時間取り組むというのも良さそうです。
ヒップラインを整えるにはどのようなフィットネス、運動が良いのでしょうか。
むやみやたらに実施するのではなく効率的に実施したという方におすすめなトレーニングを解説。
ここで考えること、股関節、お尻の筋肉、ヒップライン形成
デスクワークでは股関節がほとんど動かない状況になります。まずはここからほぐすことで筋肉の動きがでてきます。筋肉は関節運動があり動くものなのです。
動きとしては屈曲、伸展から回すなどで良いです。一気にするのではなく徐々に実施して行きましょう。そうするとほぐれて筋肉の動きにもつながります。
そしてお尻の筋肉を動かすことですね。大臀筋、中臀筋、小臀筋というメインのお尻の筋肉がありますのでそちらから。そして深層外旋6筋でとして股関節を安定させる筋肉、ハムストリングもお尻につく筋肉なので大切です。
デスクワークでは骨盤は後傾するので中間位になるように取り組みましょう。腰痛がある方は一気にするとさらに悪化する場合があるのでゆっくりほぐしていきましょう。
骨盤後傾位は腰椎後弯も生み出しているので腰痛になります。
本来、腰椎は前弯なのですがここで無理がおこってしまうのです。
そして胸椎にも影響を及ぼしていくことを知りましょう。
骨盤は身体の中心に位置してるだけに歪んでいると全身に影響があります。姿勢を整えることがとても重要であることが分かりますね。
運動方法は多々ありますので今回は割愛しますが下のイラストのようにビフォーの状態がアフターになるように取り組みましょう。
まとめ
・デスクワークは垂れじりになるので長時間は避ける
・股関節や臀部の筋肉運動を実施する
・姿勢から整える。
以上最後まで読んでいただきありがとうございました。
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